女性は片頭痛を起こしやすい?

脱毛のコースやキャンペーン紹介がひと段落したので、スタッフが読んで気になったコラムや情報をご紹介していこうと思います。

まず第一弾はスタッフも悩まされている『片頭痛』についてです。


 片頭痛における『セロトニン説』とは、セロトニンの減少により頭痛が誘発されるというものです。何らかのストレスが加わると、ストレスに対抗するために体はセロトニンを放出し、ほかの神経伝達物質のドーパミンやノルアドレナリンの情報を制御し、精神を安定させる働きを持っています。さらに、セロトニンには血管収縮作用があるので、ストレスが加わると血管が収縮しやすくなります。しかし、時間が経つと放出されたセロトニンは代謝され、血液中のセロトニン濃度が低下します。すると、今度は血管が収縮した反動で急激に拡張するため、頭痛が起こるのです。


 また、セロトニンは女性ホルモンの1つであるエストロゲンと大きくかかわっており、セロトニンの量とエストロゲンの量は比例関係にあります。


 月経周期によってエストロゲンの量は大きく変化しますが、特に月経直前から月経中はエストロゲンが最も少なくなります。つまり、この時期はセロトニンの分泌も少なくなるのです。そのため月経前や月経中の体の不調は、ホルモンの急激な変化に体が対応できなくなるために起こりますが、それに合わせて、セロトニンの分泌が低下するという影響も考えられるでしょう。    (ぽすぴ 144号 参照)


やはりストレスは何にでも影響してくるんですね。

片頭痛が起こった場合は、体を動かすと痛みが強く現れる場合が多いので、できるだけ安静に過ごしましょう。また、血管の拡張が原因となっているので、保冷剤や冷たいタオルなどでこめかみを冷やし、血管を収縮させると痛みが和らぎます。さらに、片頭痛は騒音や光、においなどでも誘発されることが多いので、雨の日には人込みを避けて静かに過ごしたり、サングラスをかけて強い光を遮るようにするのもよいでしょう。


次回は『食欲の秋』に関わる内容をお届けします。