秋の健康管理『太陽の光を浴びてストレス軽減』

秋らしい晴天な日が続くようになりました。そんな天気に関わる気になる記事をアップします。

まずは第一弾。

 

秋が深まるにつれ、物悲しい気持ちになったり、気分が落ち込むのは、天候や季節の変化が人間の感情や睡眠、食欲などにも影響を及ぼしているからです。体のリズムが気候の変化に順応できないと体はストレスを感じます。日照時間が短くなる秋から冬にかけては、太陽の光を浴びる時間が少なくなることから『冬季うつ病』といった季節性のうつ病が発症することが知られており、日照時間が長くなる春先には症状が軽減します。

 

 うつ病の人に不足しがちなセロトニンとメラニンといった脳内にある神経伝達物質は、午前中や昼間に太陽の光を十分に浴びていると分泌されやすくなります。太陽の光を浴びるといっても、太陽を直接目で見たり、肌に紫外線を当てる必要はありません。室内でも朝起きたら部屋のカーテンを開ければ太陽光を浴びることができます。気圧や気温の変化だけでなく、日照時間の変化も心身の不調を招くため、毎日の生活の中に太陽の光を少しでも取り入れる習慣を身につけましょう。

 

 近年、朝ヨガや朝英会話など、出勤前の朝の時間を利用した朝の活動が活発化し、朝方勤務を取り入れている会社も増えつつあります。夜更かしが常習化している人は、急に朝型の生活リズムに改めるのは難しいので、生活習慣を少しずつ変えていくことが大切です。また、パソコンや携帯電の画面の光は眠りを誘導するメラトニンの増加を妨げるため、就寝前にはなるべくそれぞれの画面は見ないようにして、5分でも10分でも早く寝て、翌日の朝に備えましょう。                                                     (ぽすぴ 147号参照)

 

次回はスタッフも苦手な運動についてご紹介します。